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2020/05/20
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構造躯体(基礎・土台)のお手入れ編

お客様ご訪問係の室賀と申します。

 

今回は構造躯体(基礎・土台)のお手入れ方法を

ご紹介させていただきます。

 

 

基礎が濡れていないかチェックしてください。

 

雨が降っていないのに濡れていたら、

当社にご相談ください。

 

*外壁のシーリング不良や壁内の結露が考えられ、

腐巧の原因になります。

 

シロアリも土台の大敵です。

4~7月頃に羽アリを見たら注意が必要です。

 

建具の建付け不良となった場合、

建物の軸組が変形しているか、土台が傾斜していること

が考えられます。至急、当社にご連絡ください。

 

住まいを長持ちさせるために床下換気は重要です。

 

床下換気口の前に物を置いて塞がないようにしましょう

*浴室、洗面所などの水まわりの下は特に注意します。

土台や床下などに水が入り込んで、腐朽や蟻害を

誘発するのを防ぐために、ホースなどで水切りの下から

水をかけないでください。

 

==床下点検==

4~5年を目安に、

床下点検口から床下を点検します。

 

 

<ポイント>

*基礎

割れがないかチェックします。

大きな割れまたは基礎の内外に及ぶ割れが認められる

場合は要注意です。

髪の毛くらいの細く浅いひび割れ(ヘアクラック)は

問題ありません。

 

*土台・床組

腐朽や蟻害がないか外周部と水まわりの下を

重点的に点検しましょう。腐朽が認められない場合でも

濡れやシミを発見したら要注意です。特に、

外周部土台で見つかった場合は、

外壁の損傷や壁内結露が考えられます。

 

*設備・配管

水漏れや配管の結露により、

木部が腐朽していないか点検します。

コンクリートの割れは年数が経過するのに比例し、

徐々に進行していきます。点検する際に、

写真に残すなどして比較してみると良いですね。

進行している場合や、

新たに異常な箇所があった場合は

当社にご相談ください。

 

~補修方法~

床組のきしみ:

根太と床板のすき間や、床づかとつか石のすき間が

生じることによって起こります。

補修には、すき間にくさびを詰め、接着剤や

スクリュー釘で固定することが必要です。

構造体の補修になりますので、当社にご連絡ください。

 

<注意!!>

基礎にはヒビが入っていないかなど、

十分な注意を払いましょう。

 

建物にかかる風圧力、地震力や自重、積載荷重は

基礎から地盤面に伝えられます。

 

基礎に異常があると、建物が傾いたり

建て付けに影響を及ぼし、快適な生活ができなくなる

だけでなく、安全性も問題になります。

 

次回は給・排水設備のお手入れ方法を

ご紹介させていただきます。

 

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