今回は防災対策（積雪）について

ご紹介させていただきます。

積雪や厳しい寒さは、住まいに色々な影響を及ぼします

屋根に積もった雪を放っておくと、軒先の破損や

家屋の倒壊につながります。

＝＝日頃からの注意＝＝

玄関ポーチなどの土間の部分のひび割れは、

冬に入る前に修理しましょう。

＊ひび割れがあると冬場に水が入って凍結し、

被害が大きくなってしまいます。

屋根葺き材や雪止めに損傷がないか、点検しましょう。

積雪前に、雪下ろし道具の確認をしておきましょう。

玄関やテラスに積もった雪の除雪は、必要最小限に

しておきます。全てどけてしまうと、

霜柱がどんどん地面を押し上げ（凍上現象）、

建物を傷めることになります。

＊雪は保温の役割も果たしています。

水道管が凍結しないように、水を少量出しておくか、

水抜き処理をしましょう。

～～雪下ろし～～

雪下ろしはこまめに行いましょう。

＊重い雪を乗せたままにすると建物のために悪く、

雪が落ちて隣家の庭や塀などを破損したり、

場合によっては人身事故に至る場合があります。

雪下ろしの際は、必ず命綱をつけましょう。

屋根にキズを付けたり、踏み割れを起こさないように

気を付けましょう。

軒先のつららは、大きくなる前に取り除きましょう。

＊つららの発生を防ぐためにも、雪下ろしは必要です。

屋根裏の暖気によって融けた雪が軒先部分で凍結し、

氷提ができることにより堰き止められた水が建物内に

侵入する現象（すがもれ）が起きることがあります。

注意しましょう。

【早期に雪下ろしを必要とする屋根】

老朽化した屋根

軒の出が大きい屋根や、ひさし

片荷重を受けやすい大きな屋根

周りに高い建物や山があり、

吹き溜まりになりやすい屋根

バルコニー、車庫、物置などの屋根

梁と梁の間隔が広い屋根

次回は防犯対策について

ご紹介させていただきます。

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