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深夜2時に肉を干す怪しい男の話
怪しいものじゃないですよ！？ 古賀です。
っとと、深夜2時なので小声でお願いしますね・・・
何をしているかというと・・・肉を干しています（え？怪しいじゃん）
正確に言うと、スモークチキンの下ごしらえでお肉を干す工程ですね。
今回は、スモークウッドを使用して
燻製時の温度を上げない調理法を選択したため
事前に肉に火を通すか、出来上がった後に焼きの工程を
入れる必要がありました。
後から加熱すると、燻製の香りが飛んでしまうことを懸念し
前者の事前に火を通す形にしました。
ジップロックにお肉を入れ、中の空気をすべて抜き
真空状態で調理します。
お湯を60度～70度をキープしつつ、1時間加熱します。
温度が高すぎるとパサパサになってしまうし
低すぎると火が通りません。
加熱し終わったら自然に冷めるのを待って
干していきます。
22時ごろから作業を開始したので
この時点ですでに2時
ここから2時間ほど干します。
朝一まで干していると朝露で濡れてしまいますからね
ここまででいったんおやすみなさい・・・
～燻製職人の朝は早い～
朝7時には起きて、朝食を食べ作業の続きをします。
一斗缶のフタにインパクトドライバーで穴をあけて
Ｓ字フックを針金で固定します。
缶自体にも何か所か空気穴をあけます
一斗缶の底を缶切りで開けて
切り口で手を切らないように
ハンマーでたたいてつぶします
これでお手製の燻製機の完成です
ブロックで土台を作り・その間に高さ調整した土鍋を置き
これに一斗缶を置けば燻製が可能です。
↑こんな感じ
ネコちゃんも興味津々ですね
というかサンダルの上に座らんといて・・・
普通のサクラのスモークウッドだけだとつまらないので
スコッチウイスキーなどに使われる
独特の香りのするピートを一緒に入れてみることにします。
ウイスキーオークなんかも癖があって好みがわかれるそうですよ！
スコッチウイスキー好きならぜひ
バーナーでウッドに火をつけ待つこと2時間
火が消えてさらに1時間
さいきょうの くんせい が できあがったぞ
鶏肉と塩とハーブのみの
無添加のスモークチキンです。
ソミュール液にも付け込まなかったので
お砂糖なんかも使っていません。（照りは少ないかも）
かぶりつくとスモーキーな風味と肉汁があふれ出します。
ピートを使用したことによる独特な香りがあり
やや大人向けの仕上りとなりました。
１日置くと、燻製が少しマイルドになり
パンにチーズと一緒に挟んで食べるといとうまし
あまりのおいしさに写真は撮り忘れたよ！許せ！
牛肉と
豚ロースもやってみたよ
牛は、少しオレガノをきかせすぎてしまいました。
ちょっと風味が強かったです。反省（それでも抜群に美味しかったのですが）
豚ロースはハムを意識して作ったので
こちらもパンとの相性が抜群でした。
ハムエッグすればよかったな・・・
ちなみに燻製している間も離れませんでした
火とか煙とか怖くないのかなと
ということで、燻製にチャレンジしたお話でした。
お肉の仕込みから考えると大体1週間くらいかかっています。
おうち時間の今がチャンスですよ！！！！
着ていた甚平がおっさんっぽいとか
そういう感想はなしでお願いしますね。
ほぼほぼ建築とは関係ないですが(笑)
こんなこともやってたりします。
古賀がお送りいたしました。
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