この度の施工事例では、既存の玄関引戸を機能性とデザイン性を兼ね備えた最新の引戸へとリフォームいたしました。施工前の玄関は、長年親しまれてきた和風のアルミ製引戸であり、採光や断熱、そして現代の防犯性能といった点で、その役割を終えつつありました。

新しい玄関には、LIXILのリシェント玄関引戸を採用。このリフォームは、既存の玄関枠を活かす「カバー工法」によって行われ、壁や床を傷つけることなく、わずか1日で全ての工程を完了することができました。大がかりな工事が不要なため、お客様へのご負担を最小限に抑えつつ、迅速な改善を実現しています。

リフォーム後の玄関は、落ち着いた木目調のモダンなデザインで統一され、邸宅の外観と見事に調和しています。扉にあしらわれた縦長のスリットガラスは、外部からの自然光を効果的に採り込み、玄関空間に明るく開放的な雰囲気をもたらします。機能面では、リシェント玄関引戸の最大の特徴である高い断熱性能が発揮されています。複層ガラスと扉内部の断熱材が、外部からの熱の出入りを大幅に抑制し、一年を通して玄関まわりの温度を快適に保つことに貢献します。これにより、住まい全体の冷暖房効率も向上し、省エネルギーにも寄与します。さらに、最新の施錠システムが組み込まれており、防犯面においても格段の向上が図られています。このリフォームによって、デザイン性と機能性、そして安心感を兼ね備えた、より快適な玄関空間が創出されました。